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外貨預金のメリットとデメリット ~日本人が外貨を保有する意義~

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日本経済の先行きが不安視される現代、将来への備えとして外貨預金を始める方が増えています。

日本円の預貯金の金利はもはや無いに等しく、どれだけ長期間預けてもほとんど増えることはありません。それどころか日本経済がこのまま衰退していけば円の価値が下がり、何もしなくてもあなたの資産が目減りしてく可能性すらあります。

資産の多くを日本円のみで保有することは大きなリスクが伴います。

外貨預金にもリスクはありますが、その特性をよく理解して分散投資すれば日本円のみの預貯金よりもはるかに安全な資産となります。

今回は日本人が外貨預金を始める事のメリットとデメリットについて紹介します。

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外貨預金のメリットとデメリット

外貨預金。すなわちあなたの資産を日本円(JPY)だけではなく米ドル(USD)やユーロ(EUR)などの海外の通貨で預金すること。

これには大きく4つのメリットと3つのデメリットがあります。

外貨預金のメリット

外貨預金のメリットを大きく以下の4つがあります。

外貨預金のメリット

・高い金利や為替差益を得られる
・円安に備えた分散投資になる
・外貨のまま引き出して使うこともできる
・口座のある銀行で手軽に始められる(注意!)

外貨預金は高い金利や為替差益を得られる

円高(円が強い状態)のときに他の国の安い通貨を買い、その後円安になったときに売却すると、取引差額で利益を得ることができ、これを為替差益といいます。

たとえば、1ドルが100円だったときに1万ドル(100万円分)購入したとします。1ドルが110円になったタイミングでその1万ドルを売ると、110万円になり、10万円の利益がでます。(口座維持費・売買手数料等は除く)

また取得から売却までの間の金利が発生することも、外貨取得人気の理由です。

日本円の金利は長らく低迷しており、もはや「無いに等しい」状態です。日本円をいくら銀行に預けていても、増えることは無いと言って良いでしょう。

すぐに使わないお金があるのならば、日本円ではなく外貨に交換しておくことで日本円の数十倍~数千倍の金利を得ることが可能です。

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日本円を貯め込むのは危険? 外貨預金で分散投資

日本経済は、少子高齢化や労働人口の減少等の様々な要因から、今後緩やかに衰退していくと予測されます。

衰退とはすなわち、日本円は緩やかに時間をかけて円安へ向かっていくということです。今1000円で買えるものが、10年後、20年後には1500円出しても買えないかもしれません。それは物価が上がるというよりも「日本円」の価値が下がるために起こる現象です。

もしあなたにまとまった資金、一時的に遊ばせておいてもよいお金があるのなら、日本円でなく将来有望な外貨を保有することで為替差益を狙いつつ、リスクを分散させることが可能です。

外貨のまま引き出して使うこともできる

外貨預金をしておくと、海外旅行の際にそのまま引き落として使用することができます。

口座のある銀行で手軽に始められる(注意!)

外貨預金を取り扱っている銀行は多く、あなたが既に持っている口座で簡単に始めることができます。

しかし、もしその口座がネット銀行ではなくあなたの地元の地銀やメガバンク等であれば、その口座で外貨預金を始めることは避けるべきです。

地銀やメガバンクの外貨預金は手数料が極端に高いことが多く、逆に資産を減らすことになりかねません。

外貨預金に適した銀行の選び方は↓↓の記事を参照して下さい。

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外貨預金のデメリット

外貨保有には、3つのデメリットもあります。

外貨預金のデメリット

・手数料が掛かる(日本円⇔外貨の交換するときの費用)
・ペイオフの対象外(銀行破綻したときに保護されない)
・為替変動リスクにより損をする可能性有り

外貨預金は手数料が高い

外貨預金には日本円を外貨に交換するための為替手数料がかかります。手数料は銀行によって大きな差があり、高い銀行を選ぶと逆に資産を減らすことになりかねませんので注意が必要です。

手数料等を考慮した外貨預金に適した銀行の選び方は↓↓の記事を参照して下さい。

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外貨預金はペイオフの対象外

日本にはペイオフという個人の預貯金を守る制度があります。たとえお金を預けた銀行が破綻しても、1000万円を上限に保証される制度ですが、外貨はこの対象になりません。

外貨預金を始めるならば、ある程度経営基盤がしっかりした銀行を選びましょう。もしくは複数の銀行に分けて預金することも非常に有効な手段です。

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為替変動リスクで損をする可能性あり

外貨預金のメリットとして為替差益を得られる可能性について記述しましたが、これはこのままデメリットにもなります。

たとえば、1ドルが100円だったときに1万ドル(100万円分)購入したとします。1ドルが90円になったタイミングでその1万ドルを売ると、90万円になり、10万円の損失がでます。

外貨預金は長期保有が前提になりますので、多少為替が変動してもすぐには手放さないことが大切です。もしくは自動積立を設定してリスクを軽減(ドルコスト平均法)することも有効でしょう。

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外貨預金よりもFXの方がおすすめ

外貨を日本人が保有することは将来に備えた投資として非常に有用ですが、その手段は外貨預金よりもFXの方があらゆる面で優れています(金利や手数料等。詳細はHOME参照)。

FXというとハイリスク・ハイリターンなギャンブルのようなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、リスクの大きさ(レバレッジの大きさ)はご自身でコントロール可能です。

余程の抵抗感やこだわりが無い限りはFXの口座を開設し、低レバレッジで外貨預金をするかのように取引されることをおすすめします。

詳細は下の記事を参照して下さい。

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まとめ

今や自分の資産は自分で運用し、老後に備えようという風潮があります。
あなたも、国の試算通り「老後が不安」と思われているなら、今すぐにでも行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

外貨預金やFXにはデメリットもありますが、その特性をよく理解して分散投資すれば日本円のみの預貯金よりもはるかに安全な資産となります。

是非この機に外貨預金を初めて見て下さい。

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